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ダメージ判定ジャケット等の装備を着込んだ4人が別室から出てくると、
「じゃあ、勝負を始めましょう、一枝さん!」
開口一番、勇樹が切り出した。
「わかった。それじゃあ、始めるよ!」
一枝は懐から取り出したコントローラーで、コンピュータに諸々の情報を送り込む。
〔戦闘開始まで、五、四、三、二、一〕
四人は腰を深く落とし、いつでも動ける体勢を取り、一枝はヘッドギアに備え付けられている『スキャンニング・アイ』をオン。
〔0〕
無機的な音声と共に、誠二が真っ正面から突っ込んできた。
これには一枝が逆に拍子抜けした。いつものパターンではないか。
(うーん……挑発がこうも利くとは思わなかった)
これなら容易く事は進みそうだ。
ヘッドギアを使い、脳内から『R2』に情報が送られると、彼女の頭上で浮かんでいたソフトボール大くらいの球体三つが展開。
『R2』に指令を送り、信号による仮想中和弾を放とうとすると、
「!」
誠二は右に回りこみ、その背後に潜んでいた朱実が模擬戦用の『グリンガム』片手に駆ける。
さらに、右側面に展開させた『R2』が何らかの攻撃を受けているという情報がヘッドギアを通して脳内に送られてきた。
実質、現段階で使える『R2』は二個。その内の一個を手元に一枝は呼び寄せる。それとほぼ同時に、グリンガムの多角的、かつ生物的な攻撃が一枝に四方八方から浴びせられる。
『R2』によって作られた中和結界は全てグリンガムの攻撃を防ぎ、透徹な眼差しが朱実に向けらられている。
朱実の背後には、三つ目の『R2』。攻撃を仕掛けるべく、『R2』が静かな駆動音を立てると、
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